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Wed 2008 | トラックバック(-) | コメント(-)

信楽陶芸村の坂

カテゴリー: 滋賀県

信楽陶芸村の坂

わきに見える登窪らしきものは窪として利用されている様子はなく、物置と化している。
日本六古窪のひとつ「常滑」(愛知県常滑市)が小高い丘の上に窪町を形成しているのに対して、ここ信楽は、盆地にそれを形成している点が特徴的だろうか。
さしたる下調べをせず「ぶっつけ本番」で臨んだ信楽取材であった。その点は自身に反省を促したい。
再度訪れたい窪町である。

DATE:2007.7.25
LOCATION:滋賀県甲賀市 信楽町長野

水路閣のある坂道

カテゴリー: 京都府

水路閣のある坂道

琵琶湖疎水の分線にある水路橋で、完成は1888年。悠に100年以上もの時を重ねる、歴史的建造物である。
南禅寺の境内を通過するということで、周辺の景観を壊さぬよう相当の配慮がなされたという。とはいえ、鮮やかな煉瓦造りの建造物は目立つ存在だったといえるだろう。その点は想像に難くない。往時には反対運動もあったそうだが、時を重ね、良いふうに色褪せ、朽ちた現在の様相を鑑みると、さほど違和感を覚えはしない。もっとも異質であることには間違いがないのだろうけれど。

DATE:2007.7.6
LOCATION:京都市左京区 南禅寺福地町

インクラインの軌跡

カテゴリー: 京都府

インクラインの軌跡

明治期から戦後まもなくの頃まで琵琶湖疎水事業の一環として稼働していたインクライン(傾斜鉄道)。その軌跡が当時をしのばせる。
もう20年以上も前の話になりますか。当時、京阪電鉄京津線の三条駅と同線浜大津駅との間に路面電車が走っていたのだけれど、記憶の中でいつしか、その軌道とインクラインの軌跡が同じものになっていた。今回いろいろと調べることで、それらが全くの別物であることがわかった。スッキリとした気持ちになる。
このあたりは桜の名所であり、春にもなれば、白色や鴇色が美しい、艶やかな桜の姿を見ることができる。軌跡に腰を下ろしつつ、一杯やるのも良いのだろう。まあ、ワタクシはお酒をやりませんが……。

DATE:2007.7.6
LOCATION:京都市 京都市営地下鉄「蹴上駅」付近

無雑作感のある石段坂道

カテゴリー: 京都府

無雑作感のある石段坂道

おそらく元々は単なる斜面であったのだろう。最低限の手入れしかなされていない、そう思わせる坂道があった。個人的にとても好きなタイプの坂道ではある。整然でもなく雑然でもなく、適当(※)に感じられる野趣に惹かれてしまう。うるさくない程度にある雑草も、逆に、目に快い。
抜け道として利用されているからか、この坂道自体に生活感はあまり感じない。とはいえ、野山にあるケモノミチが人々の営みを映すのと同じく、この坂道にもまた、それが見受けられる。そう考えると、少し、愛おしさを覚えてしまう。
※「ちょうど良いふう」の意。

DATE:2007.7.15
LOCATION:京都市左京区 吉田下大路町

雲母(きらら)橋を臨む階段

カテゴリー: 京都府

雲母橋を臨む階段

サラサラとなびくカエデの葉と夕陽に照らされて煌めく石敷きの階段にすっかりココロを奪われてしまった。青葉の頃にあってこの様相。そんな折、紅葉の頃にはどのような様相を見せてくれるのだろうかと、ふと想いを馳せてみた。想像に難くはないのだけれど、ぜひともこの目で確かめたい。季節を変えて再度訪れたいと思わせるとは、なんとも罪な勝景であろうか。

DATE:2007.7.5
LOCATION:京都市左京区 一乗寺竹ノ内町

きらら坂 (勅使坂)

カテゴリー: 京都府

きらら坂 (勅使坂)

きらら(雲母)坂の名は、付近の花崗岩に含まれる雲母のキラキラとした輝きからそう呼ばれるようになったといわれている。また、平安時代より都と比叡山とを繋ぐ主要路として賑わい、都からの勅使が通ったことから「勅使坂」とも呼ばれていた。「坂」とはあるけれど事実上の登山道で、しかも、かなり険しいケモノミチといった感じである。
木々の隙間から零れる夕陽がシダに当たり、とても幻想的な様相を見せている。これといった舗装のなされていないケモノミチ然とした登山道だからこそ、そこには往時とさほど変わらない光景があるといえるだろう。

DATE:2007.7.5
LOCATION:京都市左京区 修学院林ノ脇

再開発に抗う階段

カテゴリー: 大阪府

再開発に抗う階段

今日ある坂道が明日も同じ様相を見せているとは限らない。
このことを強く感じたのは、サイト「江戸東京の坂」にもある“おばけ階段”の記事を見た時だった。次回の東京訪問時にはこの“おばけ階段”を含むいくつかの坂道を再訪したいと考えていたけれど、往時の、とても良い雰囲気が大きく損なわれているのかと思い少し気が萎えてしまった。
階段下に張られたフェンスには「道路建設予定地」という素っ気のない看板が掛けられている。その階段は単なる構造物であり、当然のように、確実にやってくる再開発事業の荒波を回避する術を持たない。そう思った時、幾人もの上り下りを手助けしたであろう今や錆びきってしまった鉄製の手すり、カタチは歪ながらも小ぶりな石段、隙間から生える雑草などに愛おしさを覚えてしまった。
再開発と共に、この階段に宿る想い出もすべて遺失してしまうのだろうか。もっとも、その周辺の生活者でない自分にはその階段自体に想い出も何もないのだけれど。ただし、見て感ずるところはある。そのことだけは付記しておきたい。

DATE:2007.6.19
LOCATION:大阪市天王寺区 細工谷

榎木大明神と石段坂道

カテゴリー: 大阪府

榎木大明神と石段坂道

階段にもスロープにも敷石がなされており、統一感も相まって、とても良い様相をみせている。“スロープは洋式仕立て”となっている箇所が多い昨今、意匠を疎かにせず、景観を意識するその心意気に讃辞を呈したい。

DATE:2007.6.19
LOCATION:大阪市中央区 安堂寺町

観音坂

カテゴリー: 大阪府

観音坂

100年以上もの時を重ねたこの石段は、谷町/空堀界隈を代表する坂道のひとつであるという。そのことを鑑みると、階段脇の舗装されたスロープが景観を乱しているように思うのだけれど、どうだろうか。スロープだけにとどまらず、石垣や碑の周辺に見えるコンクリートも然り。
一帯の下町然とした佇まいを眺めつつ、細い路地に目をやると、女性が何やらポーズを取っている。と、同じく、カメラマンやレフ板を持ったスタッフらしき人たちの姿も目に入る。どうやらショップのモデル撮影のようだ。
下町と古着。なかなかに良い組み合わせだと思う。

DATE:2007.6.19
LOCATION:大阪市中央区 谷町

不意の段坂

カテゴリー: 大阪府

不意の段坂

石段でひと休みする、おそらくは女子大学生たち。
そのうちのひとりが、理由はよくわからないけれど、カメラをこの坂道へ向けシャッターを切っていた。まさか「同じ穴のむじな」というわけではないのだろうけれど……。
今頃になってとても気になっている。理由を聞いておけば良かったか。

DATE:2007.6.19
LOCATION:大阪市中央区 谷町

八軒屋の石段

カテゴリー: 大阪府

八軒屋の石段

都会のまん中に、時の歩みを留めた石段がひっそりと佇んでいた。ビル街の中にあり、しかも幹線道路から少し奥まった場所にあるため、よほど注意を払っていなければその存在に気付くこともないのだろう。あまりに、目立たない。シゴトの関係でこのアタリをウロウロすることはあったのだけれど、今の今まで、まったくその存在に気が付かないでいた。
手すりの部分が新調されてはいるものの、随所に苔や破損した部分が見られ、とても痛々しい。とはいえ、逆に愛おしささえ感じてしまうのだから不思議だ。

DATE:2007.6.19
LOCATION:大阪市中央区 天満橋京町
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